続・44歳 高齢出産日記

43歳で第一子・44歳で第二子出産

産後クライシス④(完)

産後クライシス③のつづき

 

s42ans.hatenablog.com

 

そんなこんなで、一週間の滞在を終えて母が帰ってからも、

夫への不信感が消えずにモヤモヤする日々。

だけど待ったなしで育児は続いていきます。

 

相変わらず夫は家事ばかりで(有難いことなのですが)、

育児どころかベビーにはノータッチ。

「こんなに可愛いのに、なんで?!」

「子供が生まれたこと後悔してるの?!」

 

本当に離婚のことを考え始めました。

信じられないこと。

だって、ベビーが生まれたほんの数週間前まで超仲良しだったのに!

ベビーが生まれたら、更に仲良しこよしになると信じて疑わなかったのに!

 

わたしは人前で泣くのが苦手なのもあり夫の前で泣くことはありませんでしたが、

夜中の授乳の時や、夫が仕事に行った後などによく泣いていました。

ベビーに涙を見せるのも嫌だったので(見えてないと思うけど)、

授乳が終わってスヤスヤ眠った顔を見ながらが多かったかなぁ。。。

「これからどうしよう」という切羽詰まった泣きの時もあれば、

「ベビーがいとおしすぎる」という泣きもありました。

成長した姿を想像し、感極まって泣いてる時もありました(笑)

そんな自分を、「ちょっと普通じゃないかも」と思うようになりました。

 

マタニティブルーズのことは産院で教わっていたので、それかなぁ?

でも、もう出産から数週間たってるのに・・・まさか、産後うつ??

 

ベビーの1週間検診や、1か月検診の時に、

ママの産後うつチェックの問診表などありますが、あれって、、、

普通に「これに丸したら鬱って診断されるんだろうな~」ってわかりますよね(笑)

それも嫌で、なんとなく”ちょっとストレスたまってる感”のラインを狙って

丸してたような(笑)

なんの見栄?😅

でも、そのうち本当に自分でもやばいな、って感じ始めました。

家にいるのが辛すぎた。

でもベビーだけはとにかく愛しくて、、、

だからこの子のことを想うと、元の仲良し夫婦に戻るのが一番だと考え始めました。

わたしは仮面夫婦できるほど器用じゃないので、

ちゃんと仲良しに戻るか、離婚するか、二つに一つだと思いました。

 

それで、夫に「わたしたちうまくいってないのに、平気なの?」

「ベビーが生まれたこと後悔しているのか?」など、思い切って尋ねました。

これって頑固で負けず嫌いなわたしには、勇気のいることでした。

(頑固で負けず嫌いが悪く作用してるパターン。)

ところが、夫はびっくり。「ぼくたち、うまくいってないの?!」

なので、何だか咬み合わず・・・モヤモヤ・・・

 

だけど、じっくり話し合いをして・・・

わたしは自分の思いを伝えたことでかなり気持ちが楽になりました。

やはり話をすることはとても大切。

 

その後、この本を見つけて、読んでみました。

 

もうね、一言一句、「私が書いたかしら?!」ってくらい全てAgreeの嵐!笑

これを読んだ時には既に私たち夫婦の産後クライシスは解決に向かっていましたが、

自分の拙い言葉よりも正確に伝わるかと思い、夫にも読んでもらいました。

 

そして今はまた仲良しに戻っています。

ホルモンが落ち着いたことも影響しているかもしれませんが、

きちんと話し合って、想いを共有し、改善に努めたこと、

その結果だと思います。

大好きで一緒になった夫婦なのだから、きっと乗り越えられる。

だけど、それにはやはり努力が必要。

「言わなくてもわかってよ」は、絶対ダメ。それが許されるのは子供だけ。

そして、産前産後は、見た目が変わらなくても、

あり得ないくらいの変化が女性の側で起きているという事実をきちんと理解すること。

もちろんそれは、パパもママも両方が知っておくべき。

わたしは残念ながら対処療法でしたが、

それでも早いうちだったのですぐに解消出来ました。

わたしのやったこと。

・(お互いに)自分の気持ちを伝える

・第三者(本)に介入してもらう

・もう一度相手を信じてみる

・子供にとっての大切なパパだということを忘れない

 

ちゃんと対処したこと、自分をほめたい!笑

そして、理解して行動を変えてくれた夫にも感謝。

でも本当につらかったー!!

きっとパパもつらかったのです。

これからもきっといろんなことが起きるかもしれないけれど、

乗り越えていきたいと思います!!

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