続・44歳 高齢出産日記

43歳で第一子・44歳で第二子出産

回顧録・流産手術後におきたこと③

s42ans.hatenablog.com

 

①②のつづきです。

 

わたしは、自分が子供を産むことはもう難しいかもしれないと、

絶望的な気持ちで半ば覚悟し始めました。

だけど、夫に子供を持たせてあげたいので、

保存している受精卵を何とかクリニックから譲ってもらえないか、、、

そして代理母出産のことを調べたり、、、

お姉ちゃんにわたしのふりをして移植を受けてもらおうか、、、(違法(笑))

など、色々調べていました。

 

そして翌週、検診の日。

1年~1年半後のわたしの年齢の妊孕率と、

胎盤ポリープ除去手術を行った際の妊孕率の比較をしたかったのですが、

先生も色々調べてくれたそうですが、結果として、比較はできませんでした。

わたしの年齢で胎盤ポリープの手術をしたデータがはっきりしないからとのこと。

確かに。

 

わたしは、ずーっと死や子宮摘出の恐怖を抱えながら生活するのは嫌なので、

手術をする方向で気持ちが傾いていました。

 

ところが、とりあえずポリープに変化があるかエコーで検診したところ、

1mmほど、小さくなっていたのでした。

「これは・・・」

わたしは、手術しないことをすぐに決めました。

夫も同意見。

(絶対このまますぐに消滅させてやる!!!)

ここで持ち前の、「不可能はない!」気質発動。

 

それからは、「これは、【怪我】だ」と思うようにして、

怪我が早く治る栄養素などを多く摂るように心がけました。

少し高いけど、コラーゲンたっぷりツバメの巣ゼリーなども

「効きそう!」と、贅沢に食べました。

 

それから、奇跡のようにどんどんポリープは小さくなり、、、

4週間後には、完全に消滅したのです!

もちろん、どこにも血流が見当たりません。

ちょうど生理が始まったので、

せっかちなわたしは すぐにでもクリニックに戻りたい気持ちでしたが、

夫とドクターのすすめで、もう1か月だけ様子を見て、

検査をしてから妊活を開始しましょう、となりました。

 

結局、1年から1年半と言われていた期間は、実質1か月で終わったのです。

本当に、自分でも奇跡が起きたと思いました。

一時は子供を持つことすら絶望的な希望になりかけていたのに。

 

胎盤ポリープの診断が出たときは、すごく落ち込んだし、

こういう風にすぐに回復して治療を再開、

そしてすぐに妊娠できたという方のお話も見つけられなかったので、

もし同じような体験をされている方がいらっしゃったら、

わたしのこの経験談が目に留まればいいなぁと思います。

 

ちなみに、この経験も、

流産手術など子宮の手術後にまれに起こることらしいです。

採卵手術による腹水、流産手術による胎盤ポリープ。

まれにあるらしいその2例と、稽留流産、そして妊娠を、

半年の間に経験しました。忙しかった。。。

 

どうかどうか、

このお腹の子が、元気に生まれてきてくれますように。。。