続・44歳 高齢出産日記

43歳で第一子・44歳で第二子出産

回顧録・流産手術後におきたこと②

s42ans.hatenablog.com

 

①のつづきです。

 

夫と相談し、翌日には近所の総合病院に向かいました。

診断の結果、「仮性動脈瘤胎盤ポリープ)」で間違いないだろうとのことでした。

そして「内視鏡は現状では危険すぎて入れられない」そうで、

造影剤を入れての検査を翌日受けることになりました。

 

正確な診断結果が出るのは1週間後でしたが、

「もしもそれまでに出血したら(動脈なので)相当の出血で命にかかわることもある。

 すぐに病院に来るように」と言われました。

 

「大変なことになった・・・」

まだ流産のショックも癒えないかというときに、先へ進むことも寸断されてしまい、

そして、命の危険、子宮摘出の可能性、だなんて、、、

それから1週間、とにかく恐怖で、、、

「何をしたから動脈が破裂する、ということではない」とは言われていたけれど、

怖くて、極力動きたくなかった。

いつも血が出ているような気がして、常に確認していた。

 

 

そして、診断結果を聞きに行く日。

予想通り、「仮性動脈瘤」の診断結果。

今後の選択肢は2つ。

 

1)手術をしてポリープを摘出する

  命の危険は回避できるが、血流が下がるので妊孕率は下がる。

 

2)自然に治るのを待つ(仮性であるため、自然治癒することがあるそう)

  妊娠を望むならお勧めするが、もしもの時は命の危険がある

  また、深夜の大出血などが起きた場合、専門の先生がいない場合は、

  命を救うために、子宮ごと摘出することになる。

 

 

わたしとしては、毎日毎日、びくびくしながら過ごすのが嫌なので、

すぐに手術をしたいと思いました。

だけど先生は妊孕率が下がることを懸念してくれていました。

「自然治癒の場合、どれくらいかかりそうですか?」と聞くと、

「1年から1年半はかかるかと思います。」

「・・・。

 (わたしの年で1年も待ったら、それこそ妊孕率って・・・。)

 1年から1年半後の自分の年齢の妊孕率と、1)の場合の妊孕率を比較したい」

と伝え、翌週の検診までに調べてもらうことにしました。

 

③へつづく