回顧録・流産手術後におきたこと②
①のつづきです。
夫と相談し、翌日には近所の総合病院に向かいました。
診断の結果、「仮性動脈瘤(胎盤ポリープ)」で間違いないだろうとのことでした。
そして「内視鏡は現状では危険すぎて入れられない」そうで、
造影剤を入れての検査を翌日受けることになりました。
正確な診断結果が出るのは1週間後でしたが、
「もしもそれまでに出血したら(動脈なので)相当の出血で命にかかわることもある。
すぐに病院に来るように」と言われました。
「大変なことになった・・・」
まだ流産のショックも癒えないかというときに、先へ進むことも寸断されてしまい、
そして、命の危険、子宮摘出の可能性、だなんて、、、
それから1週間、とにかく恐怖で、、、
「何をしたから動脈が破裂する、ということではない」とは言われていたけれど、
怖くて、極力動きたくなかった。
いつも血が出ているような気がして、常に確認していた。
そして、診断結果を聞きに行く日。
予想通り、「仮性動脈瘤」の診断結果。
今後の選択肢は2つ。
1)手術をしてポリープを摘出する
命の危険は回避できるが、血流が下がるので妊孕率は下がる。
2)自然に治るのを待つ(仮性であるため、自然治癒することがあるそう)
妊娠を望むならお勧めするが、もしもの時は命の危険がある。
また、深夜の大出血などが起きた場合、専門の先生がいない場合は、
命を救うために、子宮ごと摘出することになる。
わたしとしては、毎日毎日、びくびくしながら過ごすのが嫌なので、
すぐに手術をしたいと思いました。
だけど先生は妊孕率が下がることを懸念してくれていました。
「自然治癒の場合、どれくらいかかりそうですか?」と聞くと、
「1年から1年半はかかるかと思います。」
「・・・。
(わたしの年で1年も待ったら、それこそ妊孕率って・・・。)
1年から1年半後の自分の年齢の妊孕率と、1)の場合の妊孕率を比較したい」
と伝え、翌週の検診までに調べてもらうことにしました。
③へつづく
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